ファインコートに対するFAQ
| ファインコートプロとは、どのようなコーティング剤なのですか |
| ファインコートプロは、1本でクリーニング、つや出し、皮膜による表面保護、皮膜反射による傷消し(見えにくくする)、紫外線からの塗装表面保護と劣化防止という、複合機能を持った製品です。従来の製品では、これだけの作業をするには熱処理を伴ったコーティング作業が必要でしたが、ファインコートプロでは化学作用により、短時間で熱処理を必要とせずに、コーティングを可能にしました。これにより専門業者に依頼していたコーティングが自宅でできる画期的な商品になりました。
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| ワックスやワックス系コーティング剤と何が違うのですか |
| ワックスは、塗装表面にロウまたは合成油脂の皮膜を作り、保護・美観を保ちますが、洗車や雨により短時間で流れ落ちてしまう性質があります。また熱で溶けやすい性質があり、夏の炎天下などで表面が溶けてゴミや埃を取り込んでしまうことが知られています。高級ワックスの開発コンセプトには、様々な要因により傷を受ける塗装面に代わって傷を負うべき柔らかい皮膜の役割を果たすというものがあります。さらに必要なときにすぐ塗れて、必要に応じて落とせるように作られています。 最近、「数ヶ月効果が持続します」と書かれたワックスが目に付くようになりました。これが「ワックス系コーティング剤」と呼ばれる物です。ワックスにいろいろな成分をまぜ、落ちにくくしたものです。 一方、ワックス系でないコーティング剤は、塗装保護を基本に開発されたものです。この場合の塗装保護とは、塗装の上に皮膜を作り様々な要因で発生する塗装のダメージを回避させるものです。 ファインコートプロは、次のような開発コンセプトを持っています。 ●完全な皮膜を得るためには塗装に密着する必要があるので、自らゴミや汚れをどけて塗装面に到達する性質を持つこと。(結果としてゴミを浮かせるクリーニング効果になりました)
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| プロ用コーティング剤とファインコートは何が違うのですか |
| プロ用コーティング剤は、平準化された塗装面に塗る前提で開発されており、さらに施工時に熱圧着という手順が必要になります。つまり、施工前にコンパウンド等で塗装表面の汚れや傷を取り除き、塗装表面を完全に平準化します。次にポリッシャーを使用して、熱を加えながら圧着させ、さらに重ね塗りまでを一度に行う行程が必要です。 ファインコートは、まずコンパウンドによる平準化を必要としません。コンパウンドは塗装表面を削ってしまうので、我々はできるなら、コンパウンドを必要としないコーティング剤を開発したかったのです。(平準化したボディーはそれだけで水はけを良くすることは確かです) これを解決したのが前述の分子間重合という考え方です。同じ種類の物質はなじみやすいという親和性と、小さな分子は安定を求めて結合したがるという分子間重合の両方の性質を活かして、塗装表面に密着させることに成功しました。 この結果、ゴミや汚れを押しのけてファインコートが塗装面に近づくため、クリーニング効果が生まれました。だからコンパウンドなし、熱処理なしで、自宅で作業ができるようになりました。
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| ファインコートプロを使用するには、下地処理が必要ですか? |
| 特別な下地処理は必要有りません。普通のコンディションであれば、汚れを落とすために水洗いをする程度でOKです。ただし鉄粉を含むような汚れや固くこびりついた汚れがある場合は、ケミカル粘土(粘土クリーナー)などで汚れを落とす方がより効果的です。塗装表面が酸化していたり劣化が激しい場合は、コンパウンドなどで研磨してからファインコートプロを施工した方が効果的です。洗車方法は下記に掲載しました。
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| ファインコートプロを塗る前にどのような点に注意すればいいですか? |
| 洗車をして、汚れを落としてください。通常はそれだけです。 洗車方法には、いろいろな考え方がありますが、概ね次のような手順を推奨しています。 ●まず十分な水で車全体をホースだけで洗い流す。この時点ではスポンジなどは使用しない ●大きな汚れを洗い流したら、十分水に浸したスポンジかタオルを使用し、水をたっぷりかけながら、塗装表面を軽くなでるように洗う。タイヤや下回りはブラシを使ってこの時に洗います。洗う方向は車の進行方向に平行に洗うのがこつです。 ●洗車時にケミカル粘土を使用すると、より効果的です。使用するスポンジの対角線上に切れ込みを入れて、薄く板状にしたケミカル粘土を薄い面がボディーに当たるように挟み込み、洗車を行うと、鉄粉や砂などの汚れを落としきれいな仕上がりになります。汚れに応じてケミカル粘土はまめに交換してください。 ●汚れの具合を見る方法は、薄いセロハン(たばこの包装などがいいらしいですが、たばこを吸わない私はサランラップでやりました)を指に巻いて、塗装表面をこすると、目には見えない異物感を感じることができます。これを取るのがケミカル粘土だとお考えください。 ●次に洗車用洗剤か中性洗剤を、適量バケツに入れ、水道のホースを加圧しながら水を入れ、十分泡立てた洗剤液を作る。この時に十分泡立てないと、洗車後の泡切れが悪くなります。この時も進行方向に平行に。 ●たっぷりと洗剤を付けたスポンジで、ボディーの高い場所から、軽くなでるように洗っていきます。このときくれぐれも炎天下では洗わないこと。洗剤のシミを作る原因になります。また洗車に時間がかかる場合は、例えば屋根を洗ったら十分水で洗剤を洗い流し、次にボンネットに移るなど、部分部分で洗車と洗い流しを短い間隔で行うと、シミ付きを防げます。 ●凸凹やエアーインテーク、ラジエターグリルなどはブラシを使いますが、後の水洗いを特にしっかり行ってください。手を抜くと後から洗剤液が垂れてくる原因になります。 ●十分水洗いをしたら、セーム皮などで水分をふき取ります。このときは一方向にだけふき取ると、水分を残さずに効率的にふき取りができます。 ●ここまでできたら、後はファインコートプロをホントに薄くのばすだけです。このときも進行方向に平行に塗って、きれいな布で素早く吹き上げるのがこつです。薄く塗る進行方向に沿って塗る。これがこつです。
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| ファインコートプロは、フロントガラスに使用できますか? |
| 汚れ落としとしては使用できますが、ガラスコーティング剤とは異なりますので使用はおやめ下さい。 ファインコートプロでガラス汚れを落とす場合、ファインコートプロを施工後、乾燥前に大量の水で洗い流すことできれいに汚れを除去できます。しつこい滲みなどもきれいに落とせます。 しかし、ガラスに対して通常の施工方法でファインコートプロの皮膜を形成させると、砂塵や火山灰などが大量に浮遊する地域では、ワイパーを作動させた時に、皮膜に多量の傷が入り一時的に視界を損なうことがあります。 この傷はガラスを洗浄後、再度ファインコートプロコーティングをすることで消せますが、再施工までの間、視界を損なうことがあり、安全上の問題からフロントガラスへの使用はおやめ下さい。 この傷の特性は、コーティング剤がボディー等に替わり傷を受ける緩衝剤としての性質を持つことで発生します。 ファインコートプロが適正な膜厚を形成すると、指で触った場合皮を一枚かぶったような感触が得られます。この柔らかさが衝撃を吸収し傷を発生させることで力を逃がす効果を得ております。 この性質があるため、フロントガラスへの使用はおやめ下さい。
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| ファインコートプロは、1本でどのくらいの台数施工できますか? |
| 平均で、中型乗用車で6−7台分になります。施工方法によって使用量が大幅に変わりますので、あくまでも目安としてお考え下さい。 たとえば1台で使用する場合は、初回の施工では、メーカーが想定している平均的な使用量(一回約50ml)より多めに使用する方がほとんどのようです。しかし、引き続きファインコートプロを施工した車に、あまり間隔を開けずに再施工する場合は、初回に比べて使用量が2割程度少なくて済むようです。 使用量は使用環境やコーティング後のメンテナンス間隔により大きく変わります。 弊社へのリピートオーダー間隔も4ヶ月ー15ヶ月と、お客様により大きく開きがあります。
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| ファインコートプロが使えない塗装はありますか? |
| 99年8月現在、自動車メーカーが施工した出荷状態の塗装で、使用できない物は確認しておりません。メーカーが施工したテフロン加工に対してポリラックのノリが悪いのではとのご指摘を頂きましたが、高品位塗装に対するコーティング効果がファインコートプロと同等程度であり、使用上の問題はないと考えております。 これはファインコートプロ特有の現象ではなく、ワックスも含めた塗装保護剤すべてに共通した現象です。 ポリマー加工された塗装であっても、ファインコートプロの効果は十分に得られます。粗悪なポリマー加工で処理されている場合やポリマー加工が劣化している場合は、ファインコートプロを施工すると、先のポリマーと逆転現象がすぐに起こり、ファインコートプロがポリマーを押しのけて塗装表面に固着しようとします。これは施工時に布に黒い汚れとなって付着することで確認することができます。 すでに酸化していたり劣化が起こっている塗装、ツヤ引き、退色、変色、ウオータースポット、塗装ムラ、不完全な再塗装などの場合は、下地処理が必要な場合があります。コンパウンド等でこれらの要因を除いた結果によっては、再塗装が必要な場合があります。このような場合は、信用あるボディーショップの専門家にご相談下さい。
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| ファインコートプロのコーティング加工後の硬化時間はどのくらいですか? |
| ドイツ製造メーカーの試験結果は次の通りです。下記の時間は、分かりやすくするため概算表示してあります。 経過時間 硬化率 1 分 20% 10分 35% 30分 80% 60分 90% 48時間 100% 測定温度は22.5度ですが、硬化時間が気温に左右される影響は一般的な使用上ではあまりありません。 硬化時間は30分程度置けばより効果的ですが、一般使用上は施工後最低15分以上経過させれば問題ないと考えます。 |
| ファインコートプロは、本当に6ヶ月持ちますか? |
| ドイツの製造メーカーによる試験結果では、効果維持期間は最低でも180日間以上であると報告されています。 しかしこの効果はユーザーの感覚上の相違により、その評価が分かれ、弊社に寄せられる効果に対するご意見の集計結果も多少のばらつきがあります。 製造メーカーの報告は180日間ですが、弊社では、体感上の相違を考慮して十分満足して頂ける効果維持期間を3−4ヶ月とご案内致しております。 (弊社の主張が取り入れられた結果、メーカーが作成したカタログが訂正されましたが、古いカタログの一部に、メーカーの報告である180日間の効果と、弊社の主張である3−4ヶ月の効果の両方が記載されているものがあります。ユーザーの皆様に混乱を招いてしまい、申し訳ありません。 「日本の国内では3−4ヶ月の効果」に統一する予定です。
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| 施工後は日常のメンテナンスはまったく不要ですか? |
| ファインコートプロの効果を維持するには、やはりメンテナンスが必要です。といっても、難しいことはありません。施工後にボディーに付着した汚れは、やはり早めに落とす方がよいでしょうという程度のことです。 水洗いなども含めていつでもボディーをきれいに保って下さい。ファインコートプロが施工されその効果が有効な期間内であれば、汚れもつきにくく、仮に汚れがついても水洗い等で簡単に落とせます。
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| 再施工はどのようにすればよいですか? |
| すっかりファインコートプロの効果がなくなってから再施工するより、効果が維持されている間に再施工(重ね塗り)をするほうが、作業が大変楽です。 使用環境やお好みにより再施工期間が変わりますが、1−2ヶ月に一度、洗車後に軽く水を切って、水に濡らした後に固く絞った布にファインコートプロを少量のせ、軽くさーっとボディー全体に延ばして下さい。 ファインコートプロの効果が残っているうちに再施工をすると、先に塗ったファインコートプロに新しく塗るファインコートプロの効果が加わるため、上塗りの作業性が格段に増したように感じます。 特に汚れが気になる場所がなければ、中型乗用車でも数分で全体に塗り延ばすことができます。 その後お茶でも飲みながら、15分から30分そのまま化学反応が落ち着くのをお待ち下さい。(多くの方はこの時間を利用して、一度手を洗って車内の清掃に取りかかるようです)。 時間が過ぎましたら、きれいな布でふき取りをして下さい。このときも以前のファインコートプロの効果が残っている方が表面の平準化がより進むため、ふき取り自体も簡単に済ませることができます。 より輝きを求める方は、ふき取り後にネル地などの柔らかい厚手の生地を利用して、丁寧に磨き込んで下さい。満足の頂ける輝きがよみがえります。
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| 耐熱性が160度以上とありますが、本当ですか。 |
| ドイツ本国で試験をした結果では、160度強以上加熱しないとファインコートプロが溶解しないことが確認されています。 試験方法は次の通りです。一般的な自動車の塗装面にファインコートプロを塗り48時間硬化させた後、もう一度重ね塗りをしさらに48時間硬化させます。つまり2度ファインコートを塗り、合計96時間硬化させたボディーを用意します。これは1度塗りの場合の塗りムラを考えて重ね塗りしました。 このボディーに対し熱を加え、硬化した後のファインコートプロがどう変化するか試験を行った結果、165度強に達するまで硬化したファインコートプロが溶解しないことが確認できました。 このことからカタログに耐熱性160度以上と表示したものです。 普通のワックスが溶けやすいのは次の実験で確かめられます。普通のワックスを塗ったばかりの車を、夏の炎天下に引き出して直射日光下に1時間程度放置します。この後指でボディーを押し滑らせると、ワックスがズルッとすべるのが確かめられます。ワックスを炎天下で放置しても確かめられるかも知れません。
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